2013年4月29日月曜日

4/26 ジャッキダウン

休憩棟は基礎と壁(擁壁)がRCでその上に鉄骨シェルの屋根が乗っている構造になっています。
鉄骨はユニット毎に工場で製作し、現場でそれぞれをつなぎ合わせてひとつの大きなシェル屋根を構成します。

屋根は外周のコンクリート擁壁にアンカーされるので、コンクリートが打設され強度がでるまでは架台で支えられています。
架台を取る作業はドキドキもので、微妙な溶接のひずみによってはどのくらいたわむか予想しにくい所がある。そうです。

今回はこの屋根の下にガラスのカーテンウォールが入るので、たわみが大きいと困るわけです。

支保工で支えています。
いざ解体。外周の擁壁に近い部分から解体していき、最後に中央部の支保工を取り去ります。どのくらいたわんだかは天井に角パイプを溶接しておき、その角パイプが架台解体後にどのくらい下がったかを計測することで判断します。

今回は中央部で3mm 他は0mmの下がり。合格です。

今回の構造の最大イベントが終わりとりあえずほっとしました。
構造の佐藤淳さん(右)
TLは丸鋼はほぼついていますが、テンションロッドがついていないため軽く押すだけでもかなり揺れます。 
テンションロッドが入っていないので押すとぐわんぐわん揺れます。
 擁壁も型枠解体しました。
擁壁型枠解体。強度も出てます。
 裏の丘の上から。手前のコンクリートが見えている部分は土で埋まる予定。
ここまで来てもあまり建物っぽく見えません。。。
裏の丘側から。

内部は架台が取り払われて見通しが良くなりました。格子天井がかなり美しい。
テンション上がってきますねー。
ジャッキダウン無事完了。架台がすべて取れました。

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